うれしや鍼灸院 吉祥寺トピックス

ツボの居場所

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先日、養成校の学生と話していた時のこと。

「なぜ、ツボの位置がわかるのか?」

という、質問されました。

「取穴でツボの位置はわかっても、どこにあるかはわからない。
仮にランドマークで同じ位置をとっても、響く角度とそうでないのがある。
なのに、自分のカラダじゃないのに、それがある角度が、何故わかるのか?」

というのは、わからんでもないですね。

確かに…。

自分ならまだしも、他人の身体のツボの居場所が、なぜわかるのか?は、疑問になるでしょうね。

私は、
経穴経絡の取穴で明記されているのは、住所みたいなもの。
と、考えております。

例えば、人に逢うとしましょう。
当院は『武蔵野市吉祥寺本町1-32-9』にあるビルの中にあるのですが、
この番地までが経穴マップとかで記載されている取穴の部分で、
その住所にある建物の、どこにいるかが、
ツボの居場所ではないかと思っています。

つまり、治療するためのツボを取るということは、
『その住所の、どの階のどの部屋にいるのか?』
ということを、相手の身体に伺うようなことと感じております。

もっと詳しく言えば、人のカラダなんて毎日違うんですから、
当然、ツボの位置も微妙に変わるし、形も変わります。
(このビミョーっていうのが重要で、トイレにいるか、居間にいるかの違いに近い。)

刺鍼されて体験すると納得される部分ですね。
こればっかりは、意識して練習していくしかないと思います。

あと、自分のコンディションを一定にしておくことも大事。感覚は、体調次第で左右されるんで。

私も、鍼灸師デビューしたての頃は、
「AとB、どっちが響く?」
なんて、いちいち聴きながら刺鍼していたこともあったのですから。
今思うと、オソロシヤ…( ̄▽ ̄;)

余談ですが、下着のフィッティングで有名な方の本を読んでいて、
メジャーでは測れない微弱な何かを感じて、微妙に調整している、
というお話がありました。

「詩には粒子を、俳句には波動を感じる。」
と言ったのは、数学者・岡潔ですが、
まだまだ科学では判明できない自然界の何かがあることは、私も強く感じるところです。

しかしながら、
それらととも、科学的に論理的に思考しながら、うまく調和させていくことが、
これからの医療者には求められている気がします。

ゆえに、学生に、

「己の知識、技術、練習不足を、
宇宙の大いなる意志での施術とか大家の一穴とかで、ごまかさないように!」

と、言ったとか、言わないとか…。( ̄ー ̄)ニヤリ

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